奇しくも…この夏の間、読み続けていたこの本を、
今日読み終わりました。
2001年9月11日〜この忘れることのできない9・11…
そこから始まる壮大なストーリーでした。
ピカソのゲルニカと白い鳩のドローイング〜
その作品に纏わる、そして、ピカソの芸術観!
今まで、興味を持たなかったピカソ…
あの眼球鋭い眼差しの写真を思い浮かべながら
少しずつ、イメージが変化していきましたが〜
読み終わるのに思わぬ時間がかかってしまったのは、
何時もより一字一字を大切に、それぞれの主人公の描写を
想像しながら読んで行ったからでしょうか?
未だ、訪ねたことのないパリのドゥ・マゴのテラス〜
ニューヨークMOMAの展示室〜
歴史的な出来事を踏まえながら、ワクワク感と最後のドキドキしたスリル〜
十分に楽しみました。
そして、15年後、あの映画の世界のような出来事が、
このような形で<平和を願う>再生となっていることに
ブラボーと言いたいと思います。
原田マハさんの美術を題材にした作品が好きで読んできました。
どれも…好きです♫
読み終わった後の、爽やかさが良いの…です〜